ミニカー業界創成期の専門誌
今日会社は消えましたが、当方が所有する当時発行された小冊子「コレクター」誌1960年2月25日創刊〜1969年2月1日No.106・最 終号を捲ると、日本ミニカー業界創成期のモデルペット、大盛屋ミクロペット、ソリド、マッチボックス、ＣＩＪ，スポットオンなどミニカー広告・新 製品紹介・当時のコレクター（人物）紹介など興味深い記事が掲載されています。「コレクター」誌は当時を覗う資料として大変貴重です。

TV番組制作の資料としても
2008年1月、テレビ東京のバラエティ番組[開運！なんでも鑑定団]の番組制作会社から近 く放送予定の「私 のお宝売ります」のコーナーに国産初のミニチュアカー「モデルペット」の初期の製品をまとめて出品される出演者がおられ、旭玩具の「ATC・モデ ルペット」の ミニカーに関する当時の資料として「コレクター」誌全冊を借りたい旨の電話がありました。承諾したところ、当方がいる田中技研インターナショナルの事務所 に番組スタッフが来社され、三井住友海上の損害保険の証書と引き換えに、当「懐かしいおもちゃの自動車博物館」が所有する「コレクター」誌106冊全巻を持ち帰れました。

そして、放送さ れたのは2008年2月19日(火曜日) 夜08：54〜09：54、当日の旭玩具の「ATC・モデルペット」のミニカーの鑑定士はレギュラーのおもちゃコレクター北原氏と特別鑑定士とし て横浜・元町サンセッ ト店主の宇野氏。
当時、一台170円だったモデルペット 11台とオールドタイマー 12台の鑑定額は７０万円。 一番高額だったのはモデルペットのNo.3　スバル３６０うすピンクの130,000円、次にNo.1 トヨペットクラウン65,000円でし た。

◆テレビ東京 番組 『開運なんでも鑑定団』　放送日：2008年2月19日（火曜日）　放送時間：20：54〜21：54


▲番組に登場したモデルペット11台


▲モデルペットの乗車車と道路標識、国産小スケールのオールドタイマー


▲モデルペットの第一号、No.1


▲当時、東京の浅草橋三丁目にあった本社「旭玩具製作所」社屋


▲モデルペットの生産ライン


▲モデルペットの製造の様子


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